LDLコレステロールを16時間断食で下げた50代女性 その1

こんにちはRo(ろー)です。

健康診断、受けてますか?私は一年に一回受けるようにしています。
 


 

それで、昨年末の健診では血液検査の脂質代謝、LDLコレステロールが引っかかってしまいました。

なんとかしないとこのままでは…

近い将来、「血栓が出来て救急送りになるかも」というビジョンが湧き

すごく不安になりました。

ということで、悪玉コレステロールを減らすにはまず食生活飲み直し。

とはいえ、元々16時間断食は続けていたのに、何がいけなかったのだろう?

という残念な気持ちから、それぞれ見直してみることになったのです。

16時間断食(毎日やるプチ断食、と言えばイメージできるでしょうか?)を

LDLコレステロール対策と並行してやろうということになり

それから約7ヶ月、どんなことをして結果どうなったのかを書きます。

ファスティングやプチ断食、断続的断食、オートファジー、ダイエット、生活習慣に関心のある方はぜひお読み下さい。

初心を忘れた16時間断食

とはいうものの、16時間断食を始めたのは2021年の夏頃で、その後も2年以上は継続しています。

でもだんだんやり方が崩れてしまったようです。ちゃんと正ししく断食できていたら、検査で引っかかることはなかったでしょう。

“血液サラサラ”ではないとわかってとても残念な気持ちになりましたね。

プチ断食は楽

16時間ほど何も食べない、といっても7時間くらいは寝ているわけで

寝る前と起きたあと、実質9時間、食べ物を体に入れなければOK。

思ったほどきつくはないんです。

ただ、食べ物の選び方が良くないと、せっかくやってもメリットが得られません。

16時間断食の内容は?

私のやり方は、

・夜8時までに夕食を終わらせる。

・夕食後はお茶やコーヒーを飲み(ノンカフェインのものがより良い)、その後就寝。

・起床 少しだけ果物や野菜など食べることもあります 〜 昼の12時までプチ断食。

・12時に昼食、19時夕食

だいたいこんなスケジュールです。

本格的なことはファスティング・サロン理楽のいつこさんから教わりました。

酵素ドリンクを使ってのきっちりしたプログラム、コーチングでしたよ。お勧めします。記事はこちら

それが2021年の夏。その後2年も続いてすっかり生活のリズムとして定着しました。

16時間断食を続けて良かったことは

・胃腸が休まる感覚がわかり爽快感がある
・朝食を用意しなくて良いので楽

といったところです。

朝食抜きは良くないと言われることもありますね。

お子さんや、頭脳を使う学生さんなどは朝ごはんでパワーチャージしてから出かけた方がいいと思います。

でも私は、家の中で午前中を過ごすことが多いので特に問題はないです。

朝から出かける場合も、豆乳をコップ半分のむ、プチトマトを三つ食べる、みかんを一個食べていく、みたいな感じで対応しています。

体重はどうかというと、少しずつ、3kgほど体重が減り、だいたいそこで落ち着いています。

減量効果はその程度。

嬉しいことに(?)、食べすぎると罪悪感・体の不快感が湧いてきて

元の食事リズムに帰りたいと強く思うので、リズムは戻しやすいです。
 

 

あと、お腹が空いたら食べ始めて、腹八分くらいで「ちょっと苦しいかな?」という時に箸が止まる、憧れていた食事態度に近づけたと思います。

前は出された食事や、作ってしまったものを全部食べていました。

残すことはもったいない

でも本当は運動量や作業内容に合わせ、お腹の調子をよく読み取らなくてはいけないんじゃないでしょうか。

さて、そうやって半年、一年、一年半とまあまあいいリズムが身についてきました。

ところが、何をどのように食べているか?
バランス良く栄養が取れているのかは

だんだん緩く、いい加減になってきて

栄養を取るべき8時間内なら、何でも食べていいやと、やり方が変質していったのです。

お菓子も食べるし、焼肉も食べる。
たくさん食べる(笑)

体重が大きく変わらないのも善し悪しで、結構コレステロールをグングン育ててしまいました。

それではダメだと、やり直す時がちゃんと来ました。

2022年の暮れに受けた健康診断結果でギョッとする数値が出たのです。

血液検査のLDLコレステロール値はもともと高めでしたが「要治療」になったのは初めてでした。
 


 
何と総コレステロール300超え!

LDLコレステロールは「216mg/dl」

言いわけとしては、コロナが治まってきていた時期、クリスマスや忘年会が続いたこと。

会えなかった友人知人に久しぶりに会えた喜びで、盛り上がっちゃいまして。

いろんなものを食べましたねえ。

クロテッドクリームたっぷりのスコーン、ひき肉料理(餃子・シウマイ・タコス・ミートソース)も頻繁に食べていました。

内科医に言われたことに反発

かかりつけ医にこの検査結果を見せたらとりあえずドン引され

「うーん、食事と運動で変えましょう」
「LDLは160を目標にしましょうね」

と言われました。さらに、

「それでダメなら薬でコントロールしないとね」

とも。

それは嫌だ〜

薬でコレステロールを下げることも一つの方法ではあります。

でも正直に言うと、一度下げる薬を始めたらやめられないんじゃないかっていう怖さがありました。

実際は、「食事、運動、服薬の合わせワザ」でコントロールしている方も多いでしょう。

でも私としては、科学の力に依存して甘えてしまいます。きっと生活習慣を変えようとはしないでしょう。

それに、16時間断食を今までやってきて惜しいところまではきてるんです。

ファスティング・サロン理楽のいつこさんも

「健康診断や血液検査が楽しみになりますよ」

と言ってらしたので、また初心に帰り、習った食事内容へと戻すことにしました。

ファスティングの食事内容は、悪玉コレステロールを下げるだけでなく、糖尿病や高血圧症予防にも効果が大いに期待できる、「まごわやさしい」の食材、つまり、

まめ類 

ごま、ナッツ類

わかめ 海藻類

やさい

さかな

しいたけ きのこ類

これを縦読みするのが「まごわやさしい」系の食べ物なんです。

これが本来の40代後半くらいからの食事では?といった感慨を持ちました。

TVコマーシャルやSNSでよく見ますよね、豪華な食事とかスイーツとか。
うちはほとんど外食をしなくなったので、見かけるたびに羨ましいやら何やら複雑な気持ちになります。

粗食と飽食のちょうど中間の食べ物。

そういうのがいいなあ。
 

悪玉コレステロールが増えやすい年代

私でも2年近く続けられた16時間断食は、リズムをつかむととても快適です。

それで、ネットの体験談などを読むと

8時間内であれば何を食べても良いから楽

なんて人もかなりいて、適正体重まで減量できた・体重維持できているという結果が得られたと言っています。

でもですね、おそらく…!

それは、よく運動をしている35歳以下くらいの若い人ではないかなあ?

50代前後、またはもう少し早く始まる人もいる更年期、コレステロールは上がるものらしいです。

なぜならコレステロールはホルモンや細胞を作る材料。

女性ホルモン分泌が減ってきて、細胞の代謝も衰えてきたなら

血中にコレステロールが多めに検出されることはど素人でも想像がつきます。

だから今まで通りの何でもたくさん食べられて健康な時代はもう終わってしまったんですよね。

頸動脈エコー

若い時代はとっくの昔に過ぎ去っています。だからこそ難しい食事習慣の改善。

まあ、16時間断食の習慣はついているのだから、このままLDLコレステロール対策もしたい。

(※悪玉コレステロール値が異常になると動脈硬化や心筋梗塞のリスクが高くなります。)

とりあえずお医者さん推奨の、160mg/dlを目標にしようということになりました。

この基準値・推奨値というのも諸説ありまして、持病の有無や年齢や運動量によって適正値は人それぞれらしいです。

そこで、一つの目安のため私は「頸動脈の流れや血管内の様子を見る」頸動脈エコー検査を受けました。

「頸動脈エコー」の機械があるクリニックにわざわざ初診で行って、超音波で血管を診てもらいました。痛みのない楽な検査です。
 

 
血流は良く、プラークも1ミリ以内なので薬で抑える必要はないと言われました。

それだけでも安心、幸先いいぞと思ったものです。
 

 

次の記事は、実際何を変えたのか、何をやめて何を始めたのかを具体的で書きます。

LDLコレステロールを16時間断食で下げた50代女性 その2 に続きます

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2 件のコメント

  • 同じような年代なので、とても関心を持って記事を読ませてもらいました。
    若い時と今は違う!と頭でわかっていても、本当に気づくのは、疲れが取れなくなってきた、以前とは違う身体への違和感。ここ、あそこと痛い所が出てきたり、健康診断で引っかかる、色んな所から見えてきますね。そして、太りやすい。びっくりするほど簡単に太れる。
    それはまさに成人病へまっしぐら。食生活や運動の大切さを見に沁みてきてさえも、習慣化、継続が難しい。少しでも、何かをきっかけに、見直せる自分でいたいと思いました。何度でも、何歳からでも、やらないよりマシ!でいきたいとおもいました!きっかけをありがとうございます!

    • kumiさん お読みいただきありがとうございます。

      いつからでも変われるというのは大賛成です。きっかけがあるとより真剣になりますね。

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