こんにちは。Ro(ろー)です。
前回の記事
【実家の片付け】老親がゴミ屋敷? 脱出までの手順と注意すべきこと
からかなり空いてしまいました。
それには理由がありまして、母の家は片付いて、喜ぶべきなのにそうはいかなかったのです。
ブログに書きたいことが湧いてこない。
枯れてしまった井戸のようでした。
その辺のあれこれを今回は書きつづります。
実家の断・捨・離 その後
片付け業者さんに頼むことを、母はやっと承諾してくれました。
と言っても、昨日の約束を次の日には覚えていないのです。片付け当日に業者さん2名がトラックで来た時、母は不思議そうな顔をしていました。
兄が機転をきかせて、古いアルバムを母に見せながら相手をしてくれました。
それに夢中になっているすきに、私が現場監督のようにして
「これは全捨てで」
「この引き出しはノータッチでお願いします」
などとおおまかにではありますが、チェックしてはトラックへ運んでもらいました。
1日では終わらず、日を置いて2回目もお願いしました。
費用はかさむけど、それだけの価値はあります。
だんだんと”私が知っていた家”に戻ってきたからです。
2回目は土砂降りでしたが、担当の方が頑張って下さって、ありがたさ、申し訳なさでいっぱいでした。
なんとか片付いたあと、母は怒っていました。
それはそうでしょう。
自分で片付けるからもう少し待ってと、ずっと言っていたのですから。
それを他人が入り込んであらかた荷物を持って去っていった。
母の怒りはわかります。しかし、このままではいけない、もっと悪くなると思って強行しました。
さあ旅行で楽しもう
さっぱりしたもので、昨日のことは忘れてしまう母は、そのあと特に機嫌が悪いわけでもありませんでした。
そして、前から予約していた紅葉狩り旅行へと出かけました。
娘も加わり、3人で秋の箱根を楽しみました。
私に何やら異変が…
箱根は最高の美しさ。だったのですが、旅行から帰ってきて何かおかしい…。
一週間過ぎたあたりから自覚しました
「まずいぞ、何も楽しくない」
家事などは自動的に手が動きます。でも、今まで楽しんでいた趣味のアレやこれやが色あせてしまって。
ぼう然とはこのことか。
頑張り過ぎたな、と反省しました。
いつもの自分を超えて、取り組んでいたので燃え尽きたんですかね。
マイペースにいかないと、やっぱりダメですね。片付いたのは嬉しいですけど。
停滞期!スランプ!どん底!
気持ちがドーンと落ちるのは今まで何度かありましたが、今回はひどかったです。
大きな課題はほぼ達成したのに
実家では、来客も気持ちよく迎えられるようになって、お正月には久しぶりに、小さな新年会を兄の家族も交えてできたのに。
母の週一デイサービスもはじまり、とても気に入ってもらえて、これもとても良いこと。
なのに私はブルー。
喜んで良いし、実際、良かった〜と思ってるのに、感情が平べったく真っ白な感じ。
例えば朝はこんなふうに始まりました。
目が覚めて、布団の中で「朝か。今日は何するんだっけ…」とぼんやり考えるのですが、そのあとくらいに動悸がしてきます。
自律神経がやられてる?
心臓がドキドキしていると、脳はかんちがいするのか、何も悪いことは起きてないのに、不安感が午前中ずっと続きます。
へたすると、午後までも。
喜怒哀楽の感情がなくなり、映画も本も、漫画でさえ楽しくなくなりました。
予定もキャンセルしがち、人と会う約束も出来ない。
楽しさ、喜びがないとどんどん悪化しそうでますますどツボに落ち込んでいくような。
もうずっとこのままかもしれない、と悪い方に考えてしまう。
やめようとしても止まらないのが一番嫌なことでした。
今、少し過去の自分を見ると、どうしたらいいかがわかります。
なんとか彼女にメッセージを伝えられたらいいのに。
これは心療内科にいくべき、と電話しても、今時は新規の患者は受け付けていないクリニックばかりでした。
こういう時の心のレシピ
事情をよく知る人に話を聞いてもらったり、本を読んだり、ネットで調べたり。
はやく元に戻りたくて焦りました。
でもだめ。
これは考え方や性格やらを考察したり、変えようとしてなおるものではないのです。
体のどこか(おそらく脳や神経)が疲れてすり減っているだけなのです。
そのためには休んで、ケガが自然に治っていくのを待つだけなんですよね。
それで、元に戻ったとしても、したいことには夢中で取り掛かるたちなので、きっとまた停滞期や谷底にハマることもあるでしょう。
その時のために、いま「心のレシピ」、対処法をスマホのメモ帳にメモしていってます。
「心」といっても、これまた定義がややこしいですよね。でもまあ、自分用ですので適当に。
終わりに
今は2024年の7月。
母も私もそこそこ元気にしています。
やっと文章が書けて良かった。
とても個人的な内容でしたが、前回の記事の続きでした。
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